歌舞伎俳優・市川海老蔵(39)が27日朝、ブログを更新しました。
その中で、ブログを1日に何度も更新することについて「更新しすぎという意見もある」と一部で批判があるとした上で「ブログが1つの支えになってます」と理解を求めたそうです。
この日のブログには、こうつづっています。
「朝の一服とお許しを 私は今 こころの頼りは こうしてブログでも皆様も繋がっている事も私の支えになっています。ありがとうございます。更新しすぎという意見もあるとか、確かにその通りです。が、ごめんなさい 御理解してくださいとは言いません。居ても立っても居られないとき、私はブログが1つの支えになってます。皆様のコメントやこころの在りようを表す事で少しだけ気を取り戻せるような気もするのです。お許しくださいね。人それぞれですから、私は私のやり方で許してください」
海老蔵は22日夜に妻小林麻央さん(享年34)を乳がんで亡くしました。
麻央さんは亡くなる2日前の20日朝までブログで自身の闘病生活を発信し、海老蔵も連日、看病や長女麗禾ちゃん(5)と長男勸玄くん(4)との私生活を明かし続けました。そのことに対し、一部で批判があったことに対し、初めて見解を明かし、理解を求めたそうです。
前日夜には、日本テレビ系で放送された追悼番組「小林麻央さん追悼番組~優しく強く生きた34年~」を視聴し、「まおと共に生きたかった…まお…」とブログに悲痛な思いをつづりましたが、後に「まおと共に生きたかった…頑張って生きよう そう思います」と書き直すなど、複雑な心情をにじませたということです。
21年前に妻失った仲代達矢から海老蔵へのメッセージが話題になっています。
俳優の仲代達矢が、27日にTwitterで発信した歌舞伎俳優の市川海老蔵への言葉が、「涙がでました」「気持ちが穏やかになりました」と注目を浴びているそうです。
仲代は21年前に妻の宮崎恭子さんを膵臓がんのため亡くしており、今回のツイートはその宮崎さんへの思いをつづったものでした。
仲代は、27日に「私事で恐縮ですが今日は女房の命日です」とツイート。
宮崎さんは女優として仲代に出会い、1957年に結婚。
仲代の役者としての才能をサポートするために女優を引退し、脚本家・隆巴として映画『姿三四郎』『いのちぼうにふろう』などで筆をとったそうです。さらに1975年には仲代と共に自宅の稽古場で無名塾を立ち上げ、まさに仲代の役者人生において宮崎さんはなくてはならない存在でした。
そして仲代は続けて、「21年も経つのに未だに彼女に支えられて生きて居ります。一体どれだけ先の事まで考えて逝ったのかと、感謝に加え年々お疲れさんという気持ちになって居ります」とコメント。さらに「でもこう言う共存の仕方もある。海老蔵さんにも頑張ってもらいたいなと不意に思いました。陰ながら」と妻・小林麻央さんをがんで亡くした海老蔵に、仲代だからこそ寄せられるメッセージを送っていました。
仲代のツイートには、ファンからは「側にいなくても、ずっと支えられるというのは素敵なことですね」「文章読んでるだけで、涙出そうです」「とても温かくて素敵なメッセージだと感じました」という声が続々。該当ツイートは投稿から約11時間で1万4,000件以上の「いいね」がつけられているということです。
分かるような気もします。