<3.5 ブンデスリーガ第25節 ドルトムント0-0バイエルン>
ブンデスリーガは5日、第25節1日目を行い、MF香川真司の所属する2位ドルトムントはホームで首位バイエルンと対戦し、0-0で引き分けました。
勝ち点5差で迎えた天王山は互いに譲らず、スコアレスドロー。
香川は2月6日のヘルタ・ベルリン戦(0-0)以来、5試合ぶり今季2度目のベンチ外でした。
この結果、ドルトムントの連勝は4でストップ。
首位バイエルンとの直接対決で勝ち点差を縮めることができず、その差は「5」のまま、シーズンはいよいよ残り9試合となっています。
本拠地ジグナル・イドゥナ・パルクは入場券完売となり、8万1359人の大観衆が訪れたそうです。勝ち点差5で迎えた白熱の頂上決戦となりましたが、香川は蚊帳の外となりました。
ベンチ入りメンバーから外れた香川について、トーマス・トゥヘル監督は「戦術上の理由」だと説明しているそうです。
試合後、記者からベンチ入りメンバーから外れた香川について質問を受けたトゥヘル監督は、「戦術上の理由からです」と明かすと、「今日は後ろに5枚を並べる戦術だったので、非常に心が痛んだけれども、10番の選手を外すしかなかった」と守備的に戦ううえで、やむを得なく香川をメンバー外にしたとコメント。
「真司は健康だよ。病気でもケガでもない」とコンディション面には問題がないことも強調しました。
第8節で対戦した際、ドルトムントはポゼッションでバイエルンに対抗しようとしましたが、相手のクオリティを上回ることはできずに1-5の大敗。
香川も、あまりプレーに絡むことができないまま交代となっていました。
同じ轍を踏まないためにも、トゥヘル監督は前回とは違う戦い方を選択。
守備に人数を割いて重心を下げ、奪ってからの速い攻撃でゴールを狙うものです。
この戦い方には、10番タイプの選手は必要なかったということです。
バイエルンキラーと言われた香川。
本人はもちろんのこと現地ファンもこの試合で香川を見たかったと思います。
結果はどちらに転んだかはわかりませんが。。。