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シリア空爆被害のオムラン君、ロシア主催イベントで現在の姿公開の件

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ロシア主催の国連のイベントで14日、昨年のシリア北部アレッポで空爆を受け、血まみれになった少年オムラン君の現在の姿を捉えた映像が公開されたそうです。

少年のイメージは当時、民間人の犠牲の象徴として広く捉えられました。このイベントでロシアは、アレッポでの軍事衝突に関する「フェイクニュース」を非難したそうです。


2016年8月、空爆されたアレッポの自宅のがれきから救出され、救急車のシートに呆然とした表情で座る、ちりと血にまみれたオムラン君の姿を捉えた映像は世界に衝撃を与えました。米国はオムラン君をシリア内戦の「真実の顔」と表現したそうです。


国連人権理事会の同日のサイドイベントは、スイス・ジュネーブの国連ロシア代表部が主催。公開されたオムラン君の姿は、まったくの別人のように見えたました。


アレクセイ・ボロダフキンロシア大使は、14日のイベントの目的について、「アレッポがテロリストからの脅威にさらされていた当時、そして脅威が取り除かれた後で起きた出来事の真実を語る」ことだと述べたそうです。


映像では、父親の膝の上に座るふっくらとしたほっぺたのオムラン君の姿が見られました。ロシア軍関係者と地元政治家らが同席したアレッポから中継の映像で父親は、自分の息子の画像を「マスメディア」が無許可で撮影・配信したとして批判。

そして「私は自分の息子を平和の象徴にしたい」と語ったそうです。同日のイベントは、ロシア当局からの招待を受けての参加でした。


ロシア政府は、反体制派の拠点だった東部アレッポでの壮絶な衝突で、シリアのバッシャール・アサド大統領の軍隊を支援し、世界から厳しい批判を浴びました。アサド政権は5か月におよぶ包囲攻撃の末、昨年12月に同地域を奪還。ロシア軍機は連日アレッポでの空爆を行いましたが、国連によると、化学兵器を投下したことを示す証拠はないそうです。


ボロダフキン大使は14日のイベントで、メディアはロシア政府とシリア政府を非難するために、「テロリスト」の役割を軽視すると同時に、軍事行動に関する「フェイクニュースを拡めた」と批判したということです。


 























色々と政治的な駆け引きがありそうですが、とりあえずオムラン君が元気そうで安心しましたね目






















 





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