セルティックでプレイするDFキーラン・ティアニーは、日本のスーパースターに感銘を受けていたようです。
現在18歳のティアニーは2005年、当時9歳のころからセルティックのユースチームに所属しており、2014年からトップチームでもプレイ。
15-16シーズンはすでに11試合に出場し、世代別スコットランド代表としても活躍しています。
26試合を消化して、現在リーグ戦首位に立つセルティックに貢献している注目の18歳は、日本のスーパースターとの接点も。
プレイではレアル・マドリードなどで活躍したロベルト・カルロスがお手本と話すティアニーですが、かつてセルティックに在籍したMF中村俊輔にも大きな影響を受けたそうです。
『UEFA.com』が、中村俊輔とのエピソードを伝えています。
それはティアニーが当時10歳だった2006年、トップチームで攻撃を牽引していた中村俊輔は2006年FIFAワールドカップのプロモーションビデオの撮影中、ユースチームに所属していたティアニーに感心し、自身のスパイクをプレゼント。
スーパースターからスパイクをもらった10歳の少年は、その後もセルティックで数多くの栄光を手にした中村に憧れを抱き、8年後トップチームで活躍を続けるまで成長を遂げました。
2016年シーズンも横浜F・マリノスで活躍が期待される中村ですが、いまだにセルティックにも影響を残していることが分かったということです。
誇らしいですね!
そしてこちらはクリスティアーノ・ロナウド。
23日のFA杯シュルーズベリー・タウン戦でトップデビューを果たしたマンチェスター・ユナイテッドのジョー・ライリーは、長年の夢だったデビューを喜んでいます。
英『Daily Mail』によると、マンUのユース出身であるライリーには特別な選手がいたそうです。
それが現在レアル・マドリードでプレイするクリスティアーノ・ロナウドです。
ライリーはまだロナウドがマンUに在籍していた頃に2ショット写真を撮ってもらったことがあり、1か月前にも自身のインスタグラムに当時の写真を投稿。
「ユース時代を思い返すと、ベストな選手から学んでいた」とロナウドらマンUのスター選手から色々なことを吸収していたと明かしました。
さらにライリーは「夢が叶ったよ。6歳からマンUに所属していたからね。デビューはとても誇りに思う瞬間だった」と今回のデビューを喜んでおり、偉大な先輩たちに追いつくための一歩を踏み出すことができました。
指揮官のファン・ハールは結果が出ていないと批判を受けていますが、積極的に若手を起用している点は評価に値します。
今回のライリーを含め、シュルーズベリー・タウン戦ではサイドバックに定着しつつあるキャメロン・ボースウィック=ジャクソン、ウィリアム・キーン、ギジェルモ・ヴァレラら若手選手を起用しています。
ファン・ハールはバルセロナやバイエルンでも若手にチャンスを与えていましたが、マンUでも若手にブレイクのきっかけを与えているということです。