今日のひと言　（ガレス・ベイル像の刻印）

今シーズンの欧州サッカー界で妙な話題となった“ロナウドの似てなさすぎ銅像”の作者が、再び恐るべき才能を発揮し、ロナウドの同僚でウェールズ代表FWガレス・ベイルを標的にしたそうです。スペイン紙「スポルト」が伝えています。

芸術家のエマヌエル・サントス氏は今年3月、レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの生まれ故郷であるマデイラ島の空港が「クリスティアーノ・ロナウド空港」と改名されたことを祝って、ロナウドの銅像を製作。

しかし、その表情は目元から狂気を感じるほどのクオリティーの低さで「インチキくさい」との酷評が溢れかえりました。

このバッシングを受けても、サントス氏の創作信念は全くブレがなかった模様。

同紙によるとブックメーカー会社である「パディ・パワー」が6月3日に開催されるUEFAチャンピオンズリーグ（CL）決勝戦に合わせて、決戦の舞台となるカーディフのあるウェールズと縁深いベイルの銅像作成を発注したそうです。

今回出来上がったベイルの銅像は、ロナウドに比べれば少し特徴を捉えてはいます。

とはいえ面長のベイルを強調しすぎたのか顔が縦長で、眉間にしわが寄りすぎているなど、やはり奇妙な表情であることは否定できません。

ちなみに銅像の下には作者のサントス氏の名前とともに「イエス！彼はまたやっちまったぜ」と刻まれているそうです。

同紙は「ガレス・ベイル、ロナウド銅像の新たな犠牲者に」との皮肉も込めています。レアルの看板3トップ「BBCトリオ」の2人を餌食にしたサントス氏は、ある意味で剛腕の持ち主であることは間違いないということです。

『twitter』を含む複数SNSでは今回のサントス氏によるベイル像に対し、

「このオッサンは誰だ？まさかベイルじゃないよな？」

「まるでニコラス・ケイジ。なんてことだ」

「映画俳優のダニー・トレホにそっくりだな」

「掘った手間は認める。だが、ベイルではない」

などの声が寄せられたそうです。

クリロナ像に比べればマシかもですね！

ガレス・ベイル。

“ロナウドの似てなさすぎ銅像”