リバプールのユルゲン・クロップ監督が「ギャハハハ!」と、少々品のない大声で爆笑しました。
3-0で完勝した2日のマンチェスターC戦後、インタビューを受けている時のことでした。
リバプールはマンC戦勝利で、勝ち点を41に伸ばしました。
欧州チャンピオンズリーグ予選出場権のある4位マンCとの勝ち点差は6に縮まっています。
ですが大爆笑の要因はそれではなかったようです。
インタビュアーから「今夜の結果で、上位陣との差も縮まりました。次の目標は?」と聞かれると同監督はしばらく考えてから答えたそうです。
「まだ、他会場の試合結果は聞いていないから、今(順位が)どうなっているのか分からない。あっ、でも(ブンデスリーガで)バイエルンが負けたのは聞いたけどね。ギャハハハ! 我々(リヴァプール)にとって大事なことじゃないけど(笑)相手はマインツ。僕の昔のチームだよ。ギャハハハ。」
ブンデスリーガで首位を走るBミュンヘンは、リバプールがマンCを下した約1時間前に、マインツに1-2で敗れていました。
現役時代にプレーし、監督も務めたマインツが宿敵バイエルン・ミュンヘンを下し、香川真司ら教え子たちが頑張っている2位ドルトムントとの勝ち点差が5に縮まったのですから、クロップ監督の笑いは止まりません。
この様子はすぐさまインターネットのスポーツサイトで拡散し、「自分の試合よりも、バイエルンが負けた方がうれしいんじゃないか?」などといった声も集まっているということです。
クロップ監督、最高!!(笑)

http://ameblo.jp/liebeballack/entry-12125028233.html
<ブンデスリーガ:ダルムシュタット0-2ドルトムント 2日 ダルムシュタット>
ドイツ・ブンデスリーガは現地時間2日に第24節の残り7試合が行なわれ、武藤嘉紀所属の5位マインツが、敵地で首位バイエルンを2対1で下すアップセットを演じました。
香川真司所属の2位ドルトムントは、敵地で14位ダルムシュタットに2対0と勝利。
次節の直接対決を前に、バイエルンとドルトムントの勝ち点差が5に縮まっています。
今季11連勝中と圧倒的な数字を残す王者バイエルンの本拠地に赴いたマインツは、クレバーな守備と走力を活かしたカウンターで応戦。
26分にドナーティのクロスから、フリーのサンペリオが決めて先制に成功します。
後半に入った64分にロッベンのゴールで同点とされるも、冷静さを失わず。
終盤の86分にコルドバが値千金の決勝ゴールを挙げ、難攻不落の地で勝ち点3をもぎ取りました。
なお、負傷離脱中の武藤は引き続き欠場しています。
バイエルンを追うドルトムントは、ダルムシュタットに2対0と勝利。
前半にラモスのゴールで先制し、後半にドゥルムが追加点を挙げました。
この結果、バイエルン(勝ち点62)と、ドルトムント(同57)のポイント差が5に縮まっています。
なお、香川はベンチ入りしましたが出場機会はなかったということです。
2月28日のキャピタル・ワン・カップ決勝で顔を合わせた両チームが、中2日で再戦することとなりました。
PK戦の末に敗れて優勝を逃したリヴァプールは、先発メンバーを5名変更。
元コートジボワール代表DFコロ・トゥーレ、クロアチア代表DFデヤン・ロヴレン、イングランド代表DFジョン・フラナガン、同MFアダム・ララーナ、ベルギー代表FWディヴォック・オリジがスタメン入りを果たしました。
一方、キャピタル・ワン・カップを制したマンチェスター・Cは、首位レスターより消化が2試合少ない状態で暫定勝ち点差「10」をつけられています。
レスターは今節、1日に行われたウェスト・ブロムウィッチ戦で2-2と引き分け、1ポイントを得るにとどまりました。
マンチェスター・Cにとっては、勝ち点差を詰めるためにも勝利が欲しい一戦でしたが、リヴァプールがホームで3-0と快勝し、キャピタル・ワン・カップ決勝の雪辱を果たしたということです。