天皇陛下の退位を巡る政府の有識者会議で、昨年１１月のヒアリングの際に保守系の専門家から「天皇は祈っているだけでよい」などの意見が出たことに、陛下が「ヒアリングで批判をされたことがショックだった」との強い不満を漏らされていたことが明らかになったそうです。
陛下の考えは宮内庁側の関係者を通じて首相官邸に伝えられました。
陛下は、有識者会議の議論が一代限りで退位を実現する方向で進んでいたことについて「一代限りでは自分のわがままと思われるのでよくない。制度化でなければならない」と語り、制度化を実現するよう求めたそうです。「自分の意志が曲げられるとは思っていなかった」とも話していて、政府方針に不満を示したそうです。
宮内庁関係者は「陛下はやるせない気持ちになっていた。陛下のやってこられた活動を知らないのか」と話しています。
ヒアリングでは、安倍晋三首相の意向を反映して対象に選ばれた平川祐弘東京大名誉教授や渡部昇一上智大名誉教授（故人）ら保守系の専門家が、「天皇家は続くことと祈ることに意味がある。それ以上を天皇の役割と考えるのはいかがなものか」などと発言。
被災地訪問などの公務を縮小して負担を軽減し、宮中祭祀（さいし）だけを続ければ退位する必要はないとの主張を展開しました。陛下と個人的にも親しい関係者は「陛下に対して失礼だ」と話しています。
陛下の公務は、象徴天皇制を続けていくために不可欠な国民の理解と共感を得るため、皇后さまとともに試行錯誤しながら「全身全霊」（昨年８月のおことば）で作り上げたもの。
保守系の主張は陛下の公務を不可欠ではないと位置づけた。陛下の生き方を「全否定する内容」（宮内庁幹部）だったため、陛下は強い不満を感じたとみられています。
宮内庁幹部は陛下の不満を当然だとしたうえで、「陛下は抽象的に祈っているのではない。一人一人の国民と向き合っていることが、国民の安寧と平穏を祈ることの血肉となっている。この作業がなければ空虚な祈りでしかない」と説明しています。
陛下が、昨年８月に退位の意向がにじむおことばを表明したのは、憲法に規定された象徴天皇の意味を深く考え抜いた結果です。被災地訪問など日々の公務と祈りによって、国民の理解と共感を新たにし続けなければ、天皇であり続けることはできないという強い思いがあるそうです。
天皇陛下が昨年８月、退位の意向がにじむおことばを公表したのを踏まえ、政府が設置。
１０月から議論を始めました。学者ら６人で構成し、正式名称は「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」。
１１月に１６人の専門家から意見聴取し、今年１月の会合で陛下一代限りの特例法制定を事実上推す論点整理をまとめたまし。４月に最終報告を首相に提出したということです。
この天皇の発言には驚きました。
皇室は終わった感じがします。
姑息にも、ご学友やら理髪師の口を通して言わせてたのが、業を煮やしてついに自分の口からゲロなさった「わがまま」の一語。
「わがままと思われる」のではなく、わがままなんです。
憲法違反なんです。
安倍内閣がお嫌いでアンチなことも、知れ渡り始めました。
時の内閣への好悪が知られてしまうというのも、「象徴天皇」からの逸脱ですね
天皇陛下より、背の高い美智子さまと背の低い美智子さまの２人の美智子さまの存在。
愛子さまの影武者の存在、政府高官やマスゴミはすでにこの事実を把握しているそうです。
天皇の腕をつかむ美智子さま。
