タカラジェンヌを育成する宝塚音楽学校の第105期生入学式が18日、同校講堂で行われ、元プロテニス選手でタレントの松岡修造(49)と元テレビ東京アナウンサー・田口惠美子さん(51)の長女・松岡恵さん(17)も笑顔で出席したそうです。
入学式の様子を伝えた日本テレビ系「ミヤネ屋」(月~金曜・後1時55分)には、元宝塚歌劇団星組娘役で2005年に退団後、吉本新喜劇に入団した女優・仙堂花歩(37)が出演。OGだからこそ知っている、宝塚音楽学校の“鉄の掟(おきて)”を明かしたそうです。
学生生活の掟として、<1>毎朝の掃除<2>校内では笑わない、しゃべらない、走らない<3>廊下を歩く時は窓側を1列で歩く<4>校外では2列縦隊6人組<5>阪急電車にお辞儀、などがあるという。阪急電車にお辞儀するのは、歌劇団の親会社だからということではなく、 「電車さんにお辞儀をしているわけではなくて、中に上級生が乗ってらっしゃるかもしないじゃないですか」と仙堂。宮根誠司キャスターも「宝塚大橋を渡る時は下級生は川下(かわしも)を歩かないといけないんですよね」と、独特の“掟”を語ったそうです。
次に宮根キャスターを驚かせたのは「制服はガムテープだらけ」という謎の生活。これについて仙堂は「ガムテープは上級生の方がお稽古される時に何か落ちてたら困るので、制服の中に貼っておいてクルッと丸めて床をふくんです」と解説。20センチくらいの長さに切ったガムテープを、すぐに使えるように制服の内側に貼っておくのだという。 「スカートの裾に1周と、ブレザーの中に貼って」とまさかの“制服の秘密”にスタジオは驚がくの声につつまれたそうです。
身だしなみの掟としては、<1>化粧はNG<2>男役のリーゼントは髪1本でも額に垂れてはいけない<3>私服は白、黒、グレー、目立たない色を着用。寮生活の掟には<1>音を立てないように机や引き出しは少し開けておく<2>目覚まし時計の音を出してはいけない、など普通の生活とは違う決まりもあるそうです。
また、卒業して歌劇団で使う名前は自らでつけるが「(上級学年の)夏休みに何個か考えるんです。それを劇団に提出してOKが出れば(決まる)」と仙堂。過去によく似た名前がある場合も多いが「先輩と似ていたら『おことわり』っていうのがあって、例えば『かほ』さんっていう方がいたら、『このたび、かほという名前をつけさせていただてよろしいでしょうか?』と伺うんです」と、名前を決める際の“掟”も明かしたということです。
すごいですね!