2017年5月10日、捜狐体育によると、サッカー・アジアチャンピオンズリーグ(ACL)の川崎フロンターレ―イースタン(香港)戦で、ホームの川崎サポーターがイースタンに感謝を示す横断幕を掲げたそうです。
この試合で川崎サポーターが感謝を伝えた背景には、3月1日に香港で行われた同カードでの経緯があります。チケットを手に入れられなかった川崎サポーターが続出していることを知ったイースタン側が、残っていたチケットを無料配布するという計らいを見せたのです。
その恩義を感じた川崎サポーターが、9日の試合で「前回のイースタンの親切な計らいに心から感謝します」と中国語(繁体字)で書かれた横断幕を掲げました。
イースタンは先日行われた広州恒大との一戦で、広州サポーターに「英国の犬」などと書かれた挑発的な横断幕を掲示されるトラブルを味わったばかり。再び相手サポーターから横断幕のメッセージを受け取ることになりましたが、今回はイースタンを大いに感動させる結果になったようです。
試合は0ー4で川崎Fに完敗しましたが、試合後にクラブの公式Facebookアカウントは「サッカーの意義はスタジアムでの勝ち負けだけでなく、スポーツ精神にもある」と中国語で、「ありがとうございました!」と日本語で書かれた感謝のメッセージを横断幕の写真とともに掲載しているということです。
素晴らしいですね!