<欧州CL:Bミュンヘン1-2Rマドリード 準々決勝 (12日 ミュンヘン)>
チャンピオンズリーグ準々決勝は第1戦が行われ、2連覇を狙うレアル・マドリード(スペイン)が、アウェーでFWロナルドの2ゴールでバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)に2-1で逆転勝ちし、4強へ前進しました。
彼はその瞬間、自らが通常とは異なるGKであることを証明しました。
12日のチャンピオンズリーグ準々決勝1stレグのレアル・マドリード戦で見せたマヌエル・ノイアーの“あり得ない”反射神経によるスーパーセーブに対し、驚きの声が上がっているそうです。
本拠地アリアンツアレーナに難敵レアルを迎え入れたドイツ王者バイエルン・ミュンヘンはチリ代表MFアルトゥール・ビダルの豪快なヘディングによって先制に成功するも、その後のPKは枠を外し、後半にはクリスティアーノ・ロナウドに2ゴールを奪われました。
ホームで痛恨の敗北を喫したバイエルンですが、後半にはカリム・ベンゼマのパスを受けたロナウドによるゴール前からのシュートを、ノイアーが驚異的な反射神経により右手1本で圧巻のセーブ。
数々のゴールを決めてきたシュートの達人による一撃は、ペナルティースポットとほぼ同じ位置から放たれましたが、リプレイ映像を確認すると、ノイアーはロナウドが“超近距離”シュートを撃ってから右手を差し出し、これを弾いています。
動画共有サイトでこの恐ろしき一幕を収めた映像が拡散されると、次のようなコメントが次々と投稿されたそうです。
「今の映像はなんだ? 俺の見間違いか?」
「ノイアーの右手は一体どこから出てきたんだ?」
「あれを止められたらもはや撃つシュートがない」
「ノイアーは完全に宇宙人だ。あんなセーブをできる人間がいるはずない」
なお、シュートを止められたロナウドは信じられないといった表情を見せて唖然とします。
もしも、ノイアーでなければ、ポルトガル人アタッカーは確実にハットトリックを達成していたことだろうということです。
ノイアーがいなかったら、バイエルンはもう2、3点失点していたかもですね
C.ロナは、「もしもゴール前にいたのがマヌエル・ノイアーじゃなかったら、もっとたくさんのゴールを決められたはずだ。ものすごいセーブだったよね」予期せぬ“ハプニング”について言及したそうです。
ちなみにスペイン『MARCA』によるとバイエルンのアンチェロッティ監督は、「マドリーの試合を多く見てきたし、BBCのこともよく理解しているつもりだ。マドリーはリーグ制覇に向かっていると思うし、彼らはBBCと共に上手くやっている。いなくても問題にはならないけどね。それはジダンも分かっていると思う。BBCにはプレイしないでほしいね。私としてはロナウドはベンチ、ベンゼマはスタンドで、ベイルは自宅で試合を見てくれているのが好ましいよ」と語っていたということです。