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今日のひと言 (ネットユーザー)

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2017年3月28日、女性限定の匿名掲示板「GIRL'S TALK」に、ひとつの投稿があがったそうです

タイトルは、「娠自慢する妊婦はウザイ」(原文ママ)。投稿者はエーヴリルさん、38歳です。

「普通に妊婦を見ただけなら羨ましいな~くらいで済むけど、やたらお腹をナデナデナデナデ。ずーっとナデナデナデナデ。は?妊娠自慢? ずーっと乗車中お腹を撫でまくってて不愉快でした。なんなの?あれ?アピール? 妊娠したくても出来ない人も居るんだよ!! ! 腹が張って痛いんなら電車なんか乗るな! 目障り」(一部抜粋)


妊婦に向けられた強烈な不快感のコメントは、投稿後すぐに炎上。4月3日現在、859のコメントが並び、まとめサイトにも拡散されています。

  
これを読んだ人からは、「妊婦への逆恨み怖い」
「新手の不妊叩きウザ」「八つ当たりすんな」という批判的な意見が相次いだそうです。しかし一方で、かつて不妊に悩んだ女性たちから同情の声も聞こえます。

   
「私、主さんの気持ちわからなくもないですよ。流産したことがあり、しばらくは私のなかにこんなブラックなものがあったのかと思うほど、小さな子ども・妊婦さんを見るのが辛いときがありました...」


「お辛かったですね。私もできなかったのですこしはお気持ち分かります。中々できないと周りの妊婦、子持ちが敵に見えたり性格悪くなりますよね」といったものです。


これに対する投稿者のコメントから状況をたどると、投稿者と妊婦は車内で遭遇。

2人とも電車のドア付近に立った状態のため、目をそらそうにもどうしても視界に入ってしまったようです。

そして、投稿者は妊娠については半ば諦めているといい、批判、同情、どんな書き込みがなされようとも、「子持ちに私の気持ちなんか分かりません」「不妊の方にしか分からないだろうね」と、答えています。


妊婦と妊娠を望む女性との対立は、昔からよく聞く話ですが、ネット上では電車内でのトラブルに関する投稿が多いそうです。


女性の匿名掲示板「ガールズちゃんねる」でも、


「確かに妊婦を恨んでるような態度の人、電車で見たこと有ります。お腹を攻撃されたら大変です!」


「私自身も、妊娠中に電車内で60代位の女性達に『妊婦だからって甘えて座るな!』と怒られたり同じ女性なのに酷い」


「ややこしいことに巻き込まれるのは嫌なので、マタニティマークは付けませんでした。また優先席の前に立ったら嫌みを言われた話をネットで読んだので、避けるようにして...」
といった書き込みが目立ちます。


電車の中で妊婦に対するストレスからみのトラブルが目立つようになったのはなぜでしょう? 


心理学者の杉山崇氏に話を聞いたそうです。


「まず、電車の中は特殊な環境だということです。閉ざされた空間です。たとえば、私たちでもマナーが悪い人を見て腹が立つことありますよね。でもその場から逃げようがないのでストレスを感じる。電車だけでなく、新幹線や飛行機は、とても特殊な環境なんです」


ただでさえこういう環境下でストレスを感じやすいのに、 「妊活」「晩婚化」といったキーワードもストレスを助長していると、杉山氏は続けます。


「女性の結婚が遅くなり、高齢出産が増えました。一方で「妊活」という言葉も定着しています。この状況は、子供が欲しい女性にとっては「天国と地獄」なんですよね。『私もできるかもしれない』という期待と、『産めるのかなー』という不安。本来、子供は授かりものですが、葛藤が生まれるのは仕方のないことだと思います」


こういう状況下で匿名で自分の不快感を表現できる」ネットがあることで、いわゆる「妊婦叩き」が目立つようになったのではないか、ということです。


逃げ場のない空間でストレスを感じることは私たちもある。そういう時はどうすればいいのでしょうか?

 
杉山氏いわく、方法は3つあるそうです。


「ひとつ目は、電車に乗らないこと。あまり現実的ではありませんが、これが確かです。ふたつ目は、ストレスを感じたら、ガマンせずに逃げる!です。今回の投稿者の主観では、妊婦が必要以上になでなでしている=マナーがなってない、ということだと思います。だったら、「逃げましょう、とっとと」。車両を変わればいいだけの話です」


そして最後、新幹線や飛行機など、どうしても逃げられない場合は、ストレスマネジメントが有効だそうです。


「ストレスを感じたときに、こうしたら楽になるという方法を見つけておきましょう。ゲームでも音楽でも本でもかまいません。また、マインドフルネスも大事です。マインドフルネスとは、上手にあきらめるということです。
















難しい問題ですよね。。。

“産む性”である女性には悩みが増え、常にプレッシャーがつきまとう。そんな女性の心の葛藤と選択に焦点をあてたのが、『産む、産まない、産めない』(甘糟りり子/講談社)です。


本書の8つの物語の主人公たちは、悩みながらも産む、産まない、それぞれの選択をし、新たな出発を心に誓います。


「出産が女の人生のすべてとは考えないようにしませんか」「コイントス」の女医の言葉が胸に刺さります。

女性の生き方が多様化する一方で、社会の偏見はまだ強い。産んでも、産まなくても、産めなくても、私は幸せだ。自らの決断をしたすべての女性がそう自信を持って言えるような、優しい社会が来ることを願いたいということです。

















ペタしてね

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