安倍晋三首相は19日、独ハノーバーの世界最大級の情報通信技術見本市「セビット(CeBIT)」に登場し、ドイツのアンゲラ・メルケル首相と共に開幕前夜の会場であいさつのスピーチを行ったそうです。
20日から24日まで開催の今年の同見本市では、日本がパートナー国として参加しています。
欧州歴訪の最初の訪問国で安倍首相は、日本はドイツとともに、開かれた体制を守る国でありたいと語ったそうです。
一方のメルケル首相は、名指しこそしなかったものの、保護主義に傾く米国のドナルド・トランプ政権を念頭に、欧州連合(EU)と日本とが推し進めている経済協定の今年中の合意の可能性に触れたということです。
安倍ちゃん、頑張れ!
独ハノーバーで開催中の情報通信技術見本市「セビット」で、すしを持ち上げるロボットアームが展示されたブースを訪れる同国のアンゲラ・メルケル首相(左)と安倍晋三首相。