G20財務相会議が開かれる中、今年のG20議長国であるドイツのメルケル首相がワシントンに乗り込み、17日にトランプ米大統領と初会談しました。
ですがこれまで自由貿易や難民対策を巡って対立してきた両者の溝は埋まらなかったそうです
。
大統領執務室での写真撮影の場面。
並んで座った両首脳に、記者団から握手を求める声が飛びました。
メルケル氏は「握手したいですか?」とトランプ氏の顔をのぞき込みましたが、トランプ氏は前を見据えたまま、手を動かそうとしなかったそうです。
米メディアは日米首脳会談の際の安倍晋三首相との「19秒間の握手」と比べ、「ぎこちない」と報じたということです。
トランプ大統領は、極度の潔癖症で握手をしたがらないそうです。
握手したとしてもすぐに手を洗うとか・・・。
てか、トランプ大統領はドイツ移民ですから、メルケル首相とは同じドイツ人同士なんですけどねー
訪米中のアンゲラ・メルケル独首相は17日、米首都ワシントンのホワイトハウスでドナルド・トランプ米大統領と初めて会談したそうです。
2人の間に冷ややかな雰囲気が漂う中、貿易から移民問題に至るあらゆる点で両首脳の意見の違いが際立ったそうです。
北大西洋条約機構(NATO)や防衛予算、自由貿易協定などに言及した両首脳の合同記者会見では、気まずい空気が流れる瞬間が幾度とあり、2人の間にはほとんど共通点が存在しないことが見てとれました。
ホワイトハウスのイーストルームで行われた約30分間の会談でトランプ氏はNATO加盟国が防衛費の「公平な負担」をしていないと非難し、「公平で互恵的な貿易」協定を要求し、メルケル首相の表情はこわばったままだったそうです。
物理学者の肩書きも持つメルケル首相は、長年バラク・オバマ米前大統領に最も近い国際政治上のパートナーでした。2人は強い信頼関係でつながり、熟考した交渉法にも共通点がありました。
トランプ氏は今年1月の大統領就任前からメルケル首相による難民受け入れ政策を「破滅的な誤り」と呼び、同首相が「ドイツを滅ぼしつつある」とほのめかして基本的な姿勢を示していました。
メルケル首相はトランプ大統領との共同記者会見で「直接対話することは、お互いについて話すことよりもずっと素晴らしい。私たちの会談がそれを証明している」と述べたそうです。しかし、そんな比較的明るい瞬間にも両首脳の間には緊張が存在していたyほうです。
オバマ前大統領に盗聴されたというトランプ氏の根拠ない批判に対する怒りが広がる中、同氏はオバマ政権がメルケル首相の電話を盗聴していたという過去の話を持ち出し、「(オバマ)前政権による盗聴に関しては、少なくとも私たちには共通点があると言えるだろう」と冗談を言ったそうですが、メルケル首相は大々的な政治的醜聞に関するトランプ大統領の冗談をユーモアとして受け取らなかったようだということです
ホワイトハウスで共同記者会見を終えた後、やっと握手していましたね!
