11日、元イタリア代表FWアレッサンドロ・デル・ピエロが自身のSNSを更新。
内容は、日本の東日本大震災が起こった3.11の日付に合わせた追悼の内容でした。
デル・ピエロは「日本では6年前の3月11日、とてつもなく大きな地震が起こった。そして、その結果1万9千人以上もの死者、行方不明者を出すという悲劇的な事態になってしまった。これは悲しい運命であり、近年はイタリア中部で起こった天災によって、数多くのイタリアの同胞も命を失った。この記憶は僕らを団結させるものだ。何千もの人々の記憶を忘れるべきではない。皆さんの祈りが天に届きますように」と語っているそうです。
文面の最後には「#Ale10FriendsForJapan #ADP10」と、日本への特別なメッセージであることをハッシュタグで述べました。
また、日本語版の公式ブログでは日本語でその想いが綴られており、「#東日本大震災
#6年目 #みんなの思い #震災復興 #jishin」のハッシュタグを使用。
追悼の意を表した画像には「NEVER FORGET 11TH MARCH 2011」の言葉も添えられているそうです。
デル・ピエロは親日家としても有名。
ユヴェントス在籍時の10-11シーズンに東日本大震災が起こったことを受け、同4月のカターニア戦では森本貴幸とともに日本への応援メッセージを発するなど、積極的に震災への応援を呼びかけていました。
2012年に日本で行われた「東日本大震災復興支援2012Jリーグスペシャルマッチ」では、ゲストとして参加したことでも知られ、この試合でデル・ピエロは1ゴールを決めています。
その後も3.11の日がやって来るたびに、SNSで追悼のメッセージを送っていたデル・ピエロ。
日本で起こった6年前の大震災は、デル・ピエロにとっても痛ましい記憶となっているということです。
2011年3月11日の東日本大震災から6年が経過しました。
ですが、失ったものはあまりに大きく、復興に向けた取り組みは各地で続いています。
日常を取り戻せていない方々、不安な日々を過ごされている方々は、いまだ少なくないでしょう。
あの震災を風化させないために、6年前に『ワールドサッカーダイジェスト』編集部に寄せられた選手・監督などの激励のメッセージをはじめ、当時、世界各国から届いた「祈りの言葉」を、改めて発信されていましたので紹介します。
ロベルト・バッジョ
(元イタリア代表/当時イタリア・サッカー連盟技術委員長/現フリー)
「ご存知かと思いますが、私と日本は以前から強い絆で結ばれています。亡くなられた方のために祈り、日本の皆さんがその魂の強さや、高潔で自己犠牲をも厭わない精神を見せてくれることを、心から願っています」
リオネル・メッシ(バルセロナ)
「日本の皆さんに僕からの抱擁を。いま日本で起きていることを思うと、とても悲しいです。でも、皆さんならきっとそれを乗り越えられると信じています」
アンドレアス・イニエスタ(バルセロナ)
「規律正しい日本の人々なら、この災害をきっと乗り越えられるはずです。スペインから僕の心と祈りを送ります」
シャビ(当時バルセロナ/現アル・サッド)
「日本人の強い心を信じている。君たちはいつも僕の心の中にいるよ!!」
セルヒオ・アグエロ
(当時アトレティコ・マドリー/現マンチェスター・シティ)
「僕たちはいつも君とともにいる!! 負けるな日本、君たちは強い!!」
ディエゴ・フォルラン
(当時アトレティコ・マドリー/現ムンバイ・シティ)
「日本から届いたニュースには俺自身も胸を痛めている。でも、君たちならこれに耐え、必ず乗り越えられるはずだ。心からみんなを応援しているよ!!」
イケル・カシージャス
(当時レアル・マドリー/現ポルト)
「いつも僕たちのことを応援してくれた日本のみんなを、今度は僕たちが応援する番だ!! 心からの親愛と力を日本に送ります」
クリスチアーノ・ロナウド(レアル・マドリー)
「日本で起こったことに衝撃を受けている。僕の故郷であるマデイラ島での悲劇(2010年2月の洪水被害)を思い起こさせたし、とても痛ましいことだ。日本が早く復興することを祈っている」
アレッサンドロ・デル・ピエロ
(当時ユベントス/現フリー)
「日本のことはよく知っているし、日本と僕の縁はとても深い。日本のみんなは、いつも心からの親愛の情を僕に示してくれた。だから日本で起こった出来事に僕は大きなショックを受けている。どうか僕が日本の皆さんのそばに、今この瞬間にも苦しんでいる人たちのそばにいることを決して忘れてないで」
ロベルト・カルロス
(当時アンジ/現TVコメンテーター)
「日本のみんなを支えてあげたいし、この惨劇を乗り越えて前に進んでほしいと願っている。日本人は強く、そして団結することができる人々だ。だから復活できると信じている。このニュースは多くの人にとって悲しいもので、僕自身もとても落ち込んだ。人々が命を落とすというのは悲しいことだ。僕も応援するので、頑張ってほしい」
フィリップ・ラーム(バイエルン)
「親愛なる日本のサッカーファンの皆さんへ。日本で何が起きたか、それが今後どういった影響を及ぼすかなど、震災については僕たちドイツ代表の間でも話題になり、同時に大きなショックを受けています。僕たちは、日本におられる被災者、震災の影響で苦しんでいる方々のそばにいます。辛い厳しい時を過ごしていると思いますが、ドイツ・サッカーも日本の皆さんを応援し、なにかお役に立つことができればと願っています」
ジョン・テリー(チェルシー)
「日本の震災には、チェルシーに関わるすべての人間が大きな衝撃を受けている。被災者の方々の心痛を察するとともに、一日も早い復興を心から願っている」
セスク・ファブレガス
(当時アーセナル/現チェルシー)
「僕らは、日本サッカーと同じように日本の人々が絶対に諦めないことを知っている。僕らは、日本とともにある!!」
カルロ・アンチェロッティ
(当時チェルシー監督/現バイエルン監督)
「このたびの大震災で苦しい時を過ごしていると思いますが、私たちの心は被災者の方々、そして日本の全国民とともにあります。そのことを知っていてください」
デイビッド・ベッカム
(当時LAギャラクシー/現ユニセフ親善大使)
「日本は僕の大好きな国。たくさんの素晴らしい人たちがいる国です。被災された方々の無事を心から祈っています」
――フェイスブックにて
レオナルド
(当時インテル監督/現フリー)
「(喪章は)何の役にも立たないかもしれませんが、わたしたちの哀悼の印です。ときに、わたしたちはサッカーこそが最も重要であるかのように考えてしまいます。しかし、このような悲劇に見舞われたとき、本当に大切なものに気づくのです」
――インテルの公式HPにて
カカ
(当時レアル・マドリー/現オーランド・シティ)
「地震と津波の映像を見ました。悲しいです。僕らは日本の皆さんとともにいます」
――ツイッターにて
ジョゼップ・グアルディオラ
(当時バルセロナ監督/現マンチェスター・シティ監督)
「日本の皆さんに心からお見舞いを申し上げたい。一日も早い復興を願っています。近い将来、アジアへのツアーで日本に行きたいです」
――バルセロナの公式HPにて
リオ・ファーディナンド
(当時マンチェスター・ユナイテッド/15年に現役引退)
「日本、そして世界中で天災の被害に遭われた方々の無事を、心から祈っています」
――ツイッターにて
ジャック・ウィルシェア
(当時アーセナル/現ボーンマス)
「僕の想いは日本のみんなとともにある。一日も早く、この悲劇が過ぎ去りますように」
――ツイッターにて
フランチェスコ・トッティ(ローマ)
「家や車、船を飲み込む津波の映像を見て、心から悲しんでいる。被災したすべての人のそばにいてあげたいと思う」
――ツイッターにて
ロナウド(元ブラジル代表)
「日本の皆さんは、いつも尊敬と愛情をもって僕に接してくれました。この苦難が早く過ぎ去るように願っています」
――ツイッターにて
※すべて6年前当時に寄せられたメッセージやコメント