“琴・菊論争”に大関が自ら終止符を打ちました。
大相撲初場所で日本出身力士として10年ぶりの優勝を果たした大関・琴奨菊が16日、都内の日本記者クラブで会見を行ったそうです。
会見では仕切り前に大きく背中を反り返らせるパフォーマンスについても質問が飛びました。
その形からフィギュアスケートのイナバウアーにちなみ、「琴バウアー」とも「菊バウアー」とも呼ばれてきましたが、ついにこの日「琴バウアー」に決定?したそうです。
会見中は「自分でも分かりません。アンケートで決めてくれれば」とお茶を濁していましたが、土俵上と同じく決断は素早かったようで、約45分間の会見の最後に大関自らが提案。
フォトセッションを終えると、「そちらの女性の方に決めてもらいます」とロイター通信社の女性記者をご指名。
いきなりのムチャぶりに戸惑いながらも、「コトバウアーで」と返答が届くと、大関は太いまゆ毛と目尻を下げて満面の笑み。
「先代(の佐渡ヶ嶽親方(元横綱・琴桜)の親方がよく言っていましたけども、琴っていう字は『いまに王になる』という意味で、つけてくれたんです」。
我が意を得たりと最後は“タネ明かし”までしてご機嫌で引き上げていったということです。
なるほどですね!