寒波に見舞われてるドイツ南部フリディンゲンでキツネが薄い氷が張っていたドナウ川に落ちて溺れた。キツネは氷漬けになった状態で見つかり、氷の塊ごと切り出されたそうです。
呼気さえ凍りついてしまいそうに寒い地域に住むのは、並大抵のことではありません。ありとあらゆる物を凍らせてしまい、日常生活に支障をきたす場合も多い。今回そんな極寒の地域で、なんと、キツネが氷の中で発見されてしまった。生きたまま凍ってしまうなんてことが、あるのだろうか?
このキツネが発見されたのは、ドイツのトゥットリンゲン。ある猟師が、氷の中で発見しました。
なんてことだろうか、まるで生きたまま凍り付いてしまったかのような姿のキツネ。剥製のようです。
溶けたらそのまま動き出しそうなほど、生き生きしてみえるのが不思議です。
しかし、自らの身を守ることに長けている野生動物が、一体どうして凍るまで気づかないなんて自体に陥ってしまったのであろうか。
専門家が推測するに、このキツネは氷が張っていたドナウ川に飛び込み氷を割ってしまい、そのままおぼれてしまったのであろう、ということ。
そのまま意識を失い、凍ってしまったかわいそうなキツネ。
「このような例は、極寒の地域では稀ではない。私はすでに鹿やいのししなんかも、何回か凍り付いた状態で発見したことがあるよ。」と語る猟師。
彼は今回、人間もこのようなことが起こらないように、と寒さの脅威を侮るべからずとの警告の意を込めて、凍ったキツネの写真を投稿したということです。
可哀そうですね。