長年バイエルン・ミュンヘンでプレーした元ドイツ代表のメーメット・ショル氏が、バイエルンに独走を許すブンデスリーガのその他のチームを“口撃”したそうです。
現在の独走は、バイエルンが強すぎるからではなく、他のチームがバイエルン戦を捨てているからだと指摘しています。
ショル氏は現在、ドイツ『ARD』でコメンテーターを務めています。
10日に行われたDFBポカール準々決勝でバイエルンが2部のボーフムに3-0で勝利した試合の中継で、このように話しました。
「ボーフムが、同じレベルのクオリティーではないバイエルンに対する戦い方を示している。スピーディーで、フィジカル的にハードな、アグレッシブでシンプルな作戦だ。彼らはディフェンスラインの裏のスペースにボールを出し、バイエルンを走らせた」
「ごく普通の2部のチームが、バイエルンとの戦い方をほかのチームに示した。とんでもない話だ。私は長い間バイエルンでプレーしていたから、(バイエルンの勝利を)喜ぶはずだ。しかし、ブンデスリーガはつまらなくなっている。ブンデスリーガ(の各チーム)は、自業自得としか言えないんだ」
ショル氏は、自分たちの時代の方がリーグ戦がタフだったと語りました。
「昔は水曜日に(チャンピオンズリーグなどで)レアル・マドリーと当たってラウールらと戦い、土曜日にはビーレフェルトと対戦する。(ロナルド・)マウルみたいな選手たちと戦った。彼らがどれだけ我々を苦しめたことか…。我々は常に限界に挑戦しなければいけなかったよ」
モウリーニョ氏が、プレミアリーグでの指揮にこだわりを持つ理由は、「競争」だと言っています。
「私は競争が必要だということを常々口にしてきた。スペインで指揮していた時、(CLやカップ戦を含めて)毎週試合があるわけだが、実際には年に4試合しかなかった。内訳はレアル・マドリード対バルセロナ、バルセロナ対レアル・マドリードさ。その他の試合では4-0、5-0、4-1、6-1のスコアで勝ち星を挙げてきたわけだからね。2匹のモンスターが同じ檻に入れられているのだから、頂点を勝ち取るのは一筋縄ではいかない。しかし、それ以外の試合で勝つのは容易だったんだ。
今季のプレミアは終盤に差しかかった段階でも、中堅クラブのレスターが首位を快走する波乱の展開となっており、上位陣は1試合の結果で順位が入れ替わる拮抗した戦いが続いている。それこそが”勝負師”モウリーニョ氏の求めている競争だということです。
実はドイツ在住の頃、ボーフムを応援していました。
当時ボーフムはブンデスリーガ1部チームで、とても魅力的なチームでした
てか、以前私がブンデスリーガを現地観戦していた頃は、どんなに弱いと思われるチームも果敢にバイエルンに立ち向かっていましたが、現在は違うのでしょうか?
http://ameblo.jp/liebeballack/entry-11508866750.html